[Excelでマスターする 伝わる企画書 グラフの極意]

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竹島愼一郎 著
Excel 2000/2002に完全対応
本体価格 2,400円/B5変形版
296ページ(うち4色カラー:16ページ/2色カラー:240ページ)
ISBN 4-7561-4422-5
発行 アスキー・メディアワークス


数値をグラフにしただけの企画書では、相手に何も訴えかけません。本書では、グラフの何を一番伝えたいのか、どんな情報と組み合わせれば良いのかなど、グラフや図表を使った「伝わる」企画書の作成方法を解説します。すぐに使える豊富なサンプルもCD-ROMに収録。
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目次

Part0  Excelグラフの基礎 グラフ作成の秘訣
  01.Excel企画書に使うグラフの基本操作法
  02.グラフの要素を決める[グラフオプション]
  03.グラフの作成場所を決め見やすいよう修正を加える
  04.作成したグラフの変更や細部の微調整
  05.グラフに単位を加えカラーの統一をする
  【Excelの極意No.0】グラフエリアとプロットエリアの違いに注目

Part1  上手なデータ処理 GIGOの原則
  01.企画書のグラフに必須の「GIGOの原則」
   02.Excel文書の基本台紙「方眼フォーマット」
   03.Excelのセルを操作してタイトルまわりを形成する
   04.行・列のセルを増やしたり減らしたりする操作方法
   05.マーケティング・リサーチのための調査計画書
   06.質問紙の考え方とExcelでの作成の秘訣
   07.質問紙(調査票)の質問の形式と聞き方
   08.情報収集の前に行う二次データの資料分析
   09.仮説を立証するために収集した一次データ
   10.企画案の正否を検証するマーケティング・リサーチ
   11.データをグラフ化する前に元になる表を完成する
   12.グラフを整然と並べる昇順と降順の「並べ替え」
   13.5段階評価をグラフ化する集計表
   14.検索条件に合った数値や記号を集計する関数
   15.集計したアンケートで強弱のバランスを見る
   16.経験した人の数を1つの縦棒グラフで表す
   17.1位、2位に推す人を1つの縦棒グラフで表す
   18.分析ツールを用いないポジショニングマップ
  19.質問対象者が多いときの集計表の作り方
  20.プラス/マイナス評価を1つのグラフで表現する
   【Excelの極意No.1】「方眼フォーマット」はセルを自由に変更できる

Part2  伝えるグラフ 3つのポイントの原則
  01.グラフのベクトルを決める「3つのポイントの原則」
  02.時系列の数量変化を表現する「縦棒グラフ」
  03.時系列をともなわない数量は「横棒グラフ」
  04.推移をアップダウンと角度で表す「折れ線グラフ」
  05.「縦棒と折れ線グラフの併用型」の種類と使い方
  06.面的な折れ線グラフ「面グラフ」
  07.一周が100%を表す比率の「円グラフ」
  08.内訳や前年度比較のの「ドーナッツグラフ」
  09.傾向分析・実態把握に「レーダーチャート」
  10.座標軸に点を表示し情報分析する「散布図」
  11.相対評価の「散布図」ポジショニングマップ
  12.絶対評価の「散布図」ポジショニングマップ
  13.大小のバブルによる「バブルチャート」
  14.リアルな形を表現する各種の「3-Dグラフ」
  15.Excel2000の「地図グラフ」その1
  16.Excel2000の「地図グラフ」その2
  17.Excel2002の「地図グラフ」その1
  18.Excel2002の「地図グラフ」その2
  【Excelの極意No.2】グラフ作成後の調整は、それぞれの書式設定で行う

Part3  見せるグラフ 1・2・3のグラフの原則
  01.考えていることが伝わる「1・2・3のグラフの原則」
  02.横棒グラフで縦棒の項目をすべて表示する
  03.折れ線グラフで横棒に年月日などをきれいに入れる
  04.軸ラベルの表記・削除とグラフの単位の表記法
  05.タイトルの位置は中央揃えか左揃えが基本
  06.きれいでさりげない凡例の配置と色の選択
  07.グラデーションを使ってグラフを立体化する
  08.「絵グラフ」を使ったリアルな即物的表現
  09.「ユーザー設定」によるモノクログラフの作成法
  10.グラフで「伝える」にはハイライトを際立たせる
  11.グラフのタイトルなどを強調する「ワードアート」
  12.グラフをリアルに見せる「クリップアート」
  13.グラフに写真を入れイメージを強調する
  14.[爆発]と[星]でインパクトある強調を
  15.重要点を丸囲みにする楕円のさまざまな使い方
  16.ボーダーラインに補助線を書き加える
  17.ポジショニングマップに矢印と攻略領域を描く
  18.「吹き出し」による補足説明や注意書き
  【Excelの極意No.3】CD-ROMにあるクリップアートを利用する方法

Part4  整理された企画書 1ブロック1思考の原則
  01.ひとまとめで把握できる「1ブロック1思考の原則」
  02.Excelで作成する「文章型企画書」の是非
  03.整理しながら考えられる「箇条書き型企画書」
  04.ブロックで囲んでまとめる「ブロック型企画書」
  05.Excel企画書の4つのメリット
  06.罫線で囲んでタイトルまわりを整理する
  07.罫線で囲んで整理するタイトルスペース作成法
  08.同系色を中心に構成する「キーカラーの法則」
  09.承認印入りボックスの入ったタイトルスペース
  10.項目スペースの作成法とてきすとの入れ方・配色
  11.箇条書きスペースの書き方と3種類の作成法
  12.スペースに余裕のある横位置企画書の作成法
  13.横位置の企画書に横長の表を入れる方法
  14.電子メールで決済する提出型「オンライン企画書」
  15.別ファイルに保存する「デジタル判子」作成法
  16.パソコン会議に便利な別紙にリンクする企画書
  17.上から下への流れを示す「フローチャート型企画書」
  18.何度も流用できるチェックシート作成法
  19.矢印を効果的に利用したスケジュール表の作成法
  20.ナレッジにリンクできる「企画書データベース」
  【Excelの極意No.4】表は線の色、太さを決めて「設計書」に描く

Part5  活かすイラスト・図表 シナジーの原則
  01.ロジックとイメージの相乗効果「シナジーの原則」
  02.クリップアートを入れて企画書をイメージアップ
  03.デザインされたテキスト「ワードアート」の使い方
  04.クリップ&ワードアートでロゴイメージを作る方法
  05.完成品がイメージできるリアルなイラストの描き方
  06.複雑な仕組みや構造をイラストで説明する
  07.商品の仕組みを伝えるイラストの描き方
  08.セルに影響されないテキストの入れ方
  09.テキスト入りの図形で箇条書きを強調する
  10.写真を挿入してリアルな表現をする
  11.セルに影響されない表を作成する方法
  12.セルの影響を受けない図形化した表の使い方
  13.簡易図解機能「図表」で企画内容をビジュアル化
  14.「組織図」でプロジェクトメンバーを提示する
  15.「ドーナッツ型図表」は外周と循環型のシステム
  16.「放射型図表」は外側に「開いて」説明
  17.「ピラミッド型図表」は下が上を支える構造が基本
  18.「ベン図形型図表」はコンセプト表現などに使用
  19.「ターゲット型図表」はターゲットを層で分ける
  20.「図解」作成の鍵は「ユニット」と「パターン」
  21.「図表」で作成できないものは図形で「図解」を自作する
  【Excelの極意No.5】Webサイトでクリップアートを探す方法

Part6  訴える企画書 4段構成の原則
  01.「4段構成の原則」と企画書の起承転結
  02.企画の前提には3つのタイプがある
  03.Excelのアウトラインで企画をまとめ上げる手順
  04.PowerPointを利用してアウトラインで企画する
  05.Wordを利用してアウトラインで企画する
  06.4段構成を考えながら完成企画書を構想する
  07.もっとも基本的で標準的な縦位置・1枚型企画書
    コラム:何ごとにも、ボーダーラインを作らないこと
  08.数枚にわたる企画に縦位置・展開型企画書
    コラム:どうして映画館では右側の席に座るのか
  09.企画の設計図を描く横位置・1枚型企画書
  10.ビジュアル先行の横位置・展開型企画書
    コラム:パターンで考えること、パターン化して考えないこと
  【Excelの極意No.6】レイヤーとはグラフを幾層かに分けるテクニック


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